共働き家庭の家計管理は、アプリでお互い共有+キャッシュレス化で自動化を実現

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの磯野のりおです。

さて、今回は共働き家庭の家計管理について、手間なく続けられるという視点で書かせていただきます。それではよろしくお願いします。

もくじ

  1. 家計簿アプリを夫婦で共有する
  2. 決済用の銀行口座を1つ用意する
  3. クレジットの家族カードを用意する
  4. まとめ

家計簿アプリを夫婦で共有する

まず、はじめに手をつけたいのが家計簿アプリをお互いのスマホにダウンロードすることです。
夫婦で家計簿を共有し、支出を管理することが目的です。
有名どころのアプリですと、マネーフォワードME、Zaim、Moneytreeなどでしょうか。
いずれも同じIDとPASSで共有が可能なようですので、夫婦で使い勝手などで選んでいただければと思います。
我が家ではZaimを利用しています。
現金決済した場合もレシート読み取り機能が便利です。
後述する銀行口座とクレジットカードがアプリに連携できれば、他のアプリでも問題ありません。

決済用の銀行口座を1つ用意する

次に手をつけたいのが、夫婦の生活費を決済する銀行口座(ここでは決済口座と呼びます)を1つ用意しましょう。
毎月の家賃等固定費の振込などがある場合は、振込手数料無料の特典がついたネットバンクで新たに口座開設することをおすすめします。

特に必要性を感じなければ、夫婦どちらかの使っていない銀行口座でいいと思います。
その用意した決済口座に、毎月お互いの給与口座から一定額を振り込みます。金額と入金期日を夫婦で話し合って決めましょう。
その用意した決済口座を、先述の家計簿アプリと連携します。これでスマホでいつでも残高確認ができるようになります。


我が家では住信SBIネット銀行を利用しています。
定額自動入金サービスが手数料無料で利用できるため大変便利です。
定額自動入金サービスとは、名義が同じ銀行口座から住信SBIネット銀行の口座に毎月一定額を自動で移動するサービスです。給与口座から決済口座に自動かつ無料で入金できます。
名義が違う口座の場合、例えば、妻の給与口座から夫の住信SBIネット銀行口座への入金に当サービスは使用できません。その場合は、少々面倒ですが、妻名義の住信SBIネット銀行口座を開設し、定額自動入金サービスと定額自動振込サービスを併用して自動化することが可能です。
毎月、給料日後のATMの列に並ぶ必要がなくなります。

クレジットの家族カードを用意する

自動化まであと一歩です。
先ほどの決済口座と同じ名義のクレジットカードで家族カードを作りましょう。
決済口座が、妻の名義なら妻名義のクレジットカードの家族カードを申し込みましょう。
よく利用するポイントや、QR決済サービスを勘案してクレジットカードを選ぶとよいと思います。
我が家ではTポイントとPayPayをよく利用するため、Yahooカードを使用しています。
還元率などは、家計管理がスムーズに行えるようになってからゆっくり検討すればいいので、とりあえず夫婦でよく使うクレジットカードで進めるのがおすすめです。
用意したクレジットカードを決済口座と同じく、家計簿アプリを連携します。
これで、クレジットの使用履歴や引き落とし額をスマホで確認できるようになります。
日々の支払いをできるだけこのクレジットカード払い、もしくはこのクレジットカードと紐づけたキャッシュレス決済で行うことで、自動で家計簿が作成できます。

まとめ

1.家計簿アプリを夫婦で共有する
2.決済用の銀行口座を1つ用意する
3.クレジットの家族カードを用意する
の3つの手順をご紹介してきました。

我が家で利用している具体的なサービス名ですと、
Zaim+住信SBIネット銀行+Yahooカードの組合せです。
よりよいサービスが登場すれば、随時見直していきます。
自動で手間なく家計管理を行いましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。