【つみたてNISA】ほったらかし!手間なく資産形成をする方法

みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの磯野のりおです。

金融庁発表のつみたてNISA口座数を見てみると、

・2019年12月末時点 1,890,230口座
・2020年9月末時点  2,745,490口座

約1.5倍くらいの口座数に伸びています。
特に20~30歳代の若年層の口座開設がその伸びを牽引しています。
新聞記事などですと、コロナショックによる株式相場の値下がりを受け投資を始めた方が多いとの見解でした。
加えて、未曽有のパンデミックで危機感を抱き、将来への備えとして始められた方もいらっしゃるのではないかと個人的には推測しています。

そもそも、NISA(ニーサ)とは、非課税口座のことです。
つみたてNISAは、その積み立て投資専用の口座です。
通常の証券口座(特定口座や一般口座)では、株や投資信託で得られた利益額の20.315%を税金として納めることになりますが、NISAでは決められた期間非課税です。
税制的にメリットが大きいので、資産形成のためにはぜひフル活用したい制度です。

さて今回は、ほったらかしでできる!つみたてNISAを活用して手間なく資産形成をする方法をまとめます。

もくじ

①楽天証券の口座とつみたてNISA口座を同時に申し込む
②楽天カードをつくる(すでにお持ちの方は不要)
③投資信託を選ぶ
④積立設定をする

①楽天証券の口座とつみたてNISA口座を同時に申し込む

楽天証券のサイトでは、オンラインで総合口座開設ができます。
なぜ楽天証券なのかというと、投資信託の積立設定を行い楽天カードで決済すると、楽天スーパーポイントが1%もらえるというメリットがあるからです。
年間40万円積み立てた場合、年間4000ポイントがもらえます。
20年間継続すると、累計8万ポイントになります。馬鹿にできない金額ですね。

また、楽天証券の口座開設申し込みと同時につみたてNISAの申し込みもできるので、お忘れなく。楽天証券サイトから同時に申し込みできます。

楽天証券申し込みページ
https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/tsumitate/account.html

②楽天カードをつくる(すでにお持ちの方は不要)

楽天カードでのクレジット決済が必要となりますので、楽天カードをお持ちでない方は楽天カードを作りましょう。月額5万円まで投資信託の決済ができます。
すでにお持ちの方は、新規に作る必要はありません。

③投資信託を選ぶ

楽天証券の総合口座とNISA口座が開設できたら、積み立てる投資信託を選びましょう。

おすすめの選ぶ基準は、以下3点です。
インデックスファンドであること
信託報酬が低いこと
全世界株式か米国の株式が投資対象であること

なぜなら、
インデックスファンドであること
→インデックスファンドは、市場の指数に連動した運用を行うファンド
 一方、アクティブファンドは、市場の指数を超えることを目指すファンドです。
 長期的なリターンを比較では、インデックスファンドの方が実績がよいと知られています。
 有名な指数は、S&P500、MSCIワールド、TOPIXなどが有名です。

信託報酬が低いこと
→つみたてNISAの投資信託は、あらかじめ金融庁が低コストの商品だけに絞ってくれています。
 しかし手数料が全く無料ではなく、運用期間中に信託報酬がかかります。
 信託報酬が高ければ、投資収益が減少してしまいますので、低コストの商品を選ぶ必要があります。
 インデックスファンドを選べば、自然と低コストになります。

全世界株式か米国株式が投資対象であること
→投資信託でも資産クラスが株式、債券、不動産(リート)とさまざまです。
 長期的なリターンでは、株式が優位です。
 また、全世界株式か米国株式に広く分散投資された投資信託をおすすめします。


ちなみに、私は三菱UFJ国際のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を積み立て中です。
毎月、運用成績を公開しています。

④積立設定をする

積み立てる投資信託が決まったら、積立設定を行いましょう
楽天証券サイト内に詳しく手順が説明されています。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/sousa/sousa_tsumitate_henko.html

楽天クレジットカードを登録して、決済手段として選択しましょう。
積み立てる額は、年間40万円までです。
1月から積立を開始する場合は33,333円を設定すると年間40万円の非課税枠を使い切れます。
その他の月から積立を開始する場合は、増額設定して年間40万円に近づけることが可能です。
また、生活に支障をきたしてまで、40万円の枠を無理に使う必要もありませんので、毎月無理なく積み立てる額を設定しましょう。将来、収入が上がるなどして、生活に余裕が出れば増額することができます。
時間を分散して、長期間継続することが重要です。

以上で設定完了です。
毎月、楽天カードから積立額が引き落とされます。
たまに運用成績を確認するくらいで大丈夫です。
企業分析や売買のタイミングをはかるなんてことをする必要はありません。
趣味やお仕事などご自分の生活に大切な時間を使いましょう。
相場が上がっても下がっても淡々と積立投資を続けることが何より重要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。