【レビュー】「全面改訂 ほったらかし投資術」初めての資産運用におすすめの本

「全面改訂 ほったらかし投資術」
「全面改訂 ほったらかし投資術」は、金融業界を知り尽くした経済評論家の山崎元氏と、さまざまな投資法を経験された個人投資家の水瀬ケンイチ氏による共著です。
両者が金融のプロと投資家というそれぞれの立場から、『インデックス投資』について、投資初心者向けにわかりやすく解説してくれています。
「全面改訂 ほったらかし投資術」で学べること
『インデックス投資』について、始め方、続け方、終え方までが学べます。
本書を読んで、『インデックス投資』の特長を以下の3点と理解できました。
①低コスト
②手間がかからない
③負けにくい
『インデックス投資』 は長期投資が前提ですが、
個別株のように銘柄分析等に手間をかけずに(ほったらかしで!)、安い手数料で、市場平均的なリターンが期待できる投資法です。
そのため 『インデックス投資』 は、仕事や趣味に忙しい個人の資産運用にぴったりな手段だと、私は思います。
『インデックス投資』を実践してみた
当ブログでは、2020年1月より実践しているつみたてNISAの資産額を公開しています。
ご興味ある方は、ご覧ください。
ゆっくりですが、資産額が増えていっています。
『インデックス投資』を実践するときの注意点
『インデックス投資』とは、インデックスファンドという投資信託に投資をすることです。
長期保有することが前提となりますので、投資信託選びを間違わないよう注意が必要です。
とは言いましても、本書では選び方をわかりやすく解説してくれています。
ただ、本書で具体的な投資信託が紹介されていますが、本書出版時の2015年当時の商品です。
その当時と2022年1月現在では、投資信託の品揃えがさらに充実していますので、投資信託選びでは、その点に留意する必要があります。
「全面改訂 ほったらかし投資術」がおすすめな方
・資産運用を始めたい方
・資産運用を始めているが、自分の投資法に自信のない方
「全面改訂 ほったらかし投資術」を読んで思ったこと
2020年7月に、私は本書に出会いました。
もっと早く出会いたかったというのが正直な感想です。
なぜなら、それまでの私は株式投資は自己流で、失敗ばかりしていたからです。
様々な失敗を経験して、たどり着いたのが本書で紹介されている『インデックス投資』でした。
本書はすでに『インデックス投資』を始めていた私にも多くの気づきを与えてくれました。
まず、 『インデックス投資』 が継続しやすくなりました。
というもの、長期投資においては市場全体が一時的に暴落することもあり得ます。
暴落時も淡々と投資を継続することが最適解と頭ではわかっていても、不安におそわれます。
そのようなときにも、本書に戻ってメンタルを落ち着かせることができます。
次に、 『インデックス投資』 の終え方が具体的紹介されています。
いわゆる出口戦略です。
長期投資で築いた資産をどのように取り崩すか、明確に紹介されています。
このように個人投資家が抱きそうな疑問に先回りして、答えを出してくれています。
まとめ
・本書は、『インデックス投資』について、始め方、続け方、終え方までが学べます。
・『インデックス投資』は、手間をかけず、安い手数料で、市場平均的なリターンが期待できる投資法です。
・『インデックス投資』は、仕事や趣味に忙しい個人の資産運用にぴったりな手段です。
・投資継続中に不安になったら、本書を改めて読んでメンタルを落ち着かせることができます。
いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。