新入社員の時に知っておきたかったお金のこと。倹約、ふるさと納税、つみたてNISA、iDeCoはどうする?おすすめの本は?
みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの磯野のりおです。
さて、今回は新入社員の時に知っておきたかったお金のことをまとめました。
初ボーナスの使い道を検討中の方、すでに使ってしまった方にぜひご覧いただきたいです。
- まずは倹約して生活防衛資金を貯めよう
- 社会人1年目からふるさと納税を活用しよう
- 時間を味方に。インデックス投資の始め方~おすすめ本の紹介~
- まとめ
1.まずは倹約して生活防衛資金を貯めよう
社会人となり、学生のころと比べて自由に使えるお金が増えたことだと思います。
誰にも気をつかわずに趣味や遊びに使うことができるお金です。
私は、そのような浪費にお金をよく使っていました。要は無駄遣いです。(笑)
まずは、ご自身の人生の安全性を高めましょう。
どういうことかと言いますと、失業や病気になったなどの場合でも借金をしなくてもいいようにある程度の現金を保有しましょう。
最低3ヵ月分の生活が送れる額を用意しましょう。
これが生活防衛資金です。生活費とは別口座に置いておくと、思いがけず使ってしまうことが防げます。
一般企業にお勤めなら、たとえ自己都合による退職であったとした場合、3か月後から3か月間失業保険が受け取れます。
生活防衛資金は、失業保険が受け取れるまでの3ヵ月分の生活費に相当するものです。
失業保険が受け取れるまでの3か月間+失業保険が受け取れる3か月間。あわせて6か月間、新しい就職先を見つける時間的な猶予を作り出すことができます。
貯め方としては、毎月給与を受け取ったら一定額を別口座に入れましょう。
残りの額で生活するように心がけることで、生活防衛資金は貯まります。また、一定比率ではなく一定額とすることで目標額まで何カ月要するか計画が立てやすいです。
2.社会人1年目からふるさと納税を活用しよう
続いて、社会人1年目からふるさと納税を活用できます。
多くの方は、まだ住民税が課税されていないことだと思います。給与明細を見ても引かれていないでしょう。
社会人2年目の6月分の給与から支払いが始まります。
ということは、2年目の給与の手取り額が下がる可能性もあります(昇給額によりますね)。
今年ふるさと納税を行っておけば、来年の住民税の支払い額を減らせますので、おすすめです。
来年払う税金を先払いするようなものです。
そうすることで、地域の特産品などもらうことができるので、何よりお得です。
過去記事はこちら。
特に一人暮らしの方はご覧ください。
3.時間を味方に。インデックス投資の始め方~おすすめ本の紹介~
インデックス投資を始める上でのおすすめ本を以下にご紹介します。
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ネット証券でつみたてNISAの口座を開設して、インデックスファンドに毎月積み立て投資するのが私のおすすめです。インデックスファンドとは、市場の指数に連動した運用を行うファンド(投資信託)です。
低コストで、負けにくいことが特徴です。
インデックス投資は、時間をかけることで雪だるま式に資産が増えやすいものです。
私自身、社会人1年目から少額でも積み立て投資をしておけばよかったと、最も後悔しているところです。
もし、そうしていれば、今頃しっかりとした資産形成ができていたことと思います。
iDeCoに関しては、節税にもなる優れた制度ですが、60歳まで資金拘束(引き出せない)されるので、まずは必要なときに売却可能なつみたてNISAからはじめるのがおすすめです。
iDeCoは、つみたてNISAを月々満額積み立てられるようになってから、検討しましょう。
詳しいファンドの銘柄は本書か、下記の過去記事をご覧ください。
過去記事はこちら。
4.まとめ
以上をまとめると、以下です。
自分が新入社員の時に知っておきたかった情報です。
まず、生活防衛資金を貯めて人生の安全性を高める。
次に、社会人1年目からふるさと納税を活用する。
その次に、つみたてNISAでインデックスファンドに積み立て投資をする。
新入社員の方は、マネーリテラシーを高めることができるので、ぜひファイナンシャルプランナーの資格についても、チャレンジしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。