【レビュー】「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」誰もに最適なインデックス投資の教科書
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」は、金融業界を知り尽くした経済評論家の山崎元氏と、さまざまな投資法を経験された個人投資家の水瀬ケンイチ氏による共著です。
両者が金融のプロと投資家というそれぞれの立場から、『インデックス投資』について、投資初心者向けにわかりやすく解説してくれています。
本書は、前作「全面改訂 ほったらかし投資術」から7年ぶりの全面改訂版です。
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」で学べること
・インデックス投資の始め方/続け方/終え方
→誰でもパフォーマンスの再現性が高いインデックス投資の実行マニュアルが書かれています。
・投資の三原則は、長期、分散、低コスト
→買ったら「長期」で保有し、リスクが「分散」されていて、「低コスト」で利益を食われにくい。
・全世界株式のインデックスファンド1本でOK
→著者のおすすめ投信が紹介されています。
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」を読み、インデックス投資を実践することで、資産形成にかける時間とコストを最少にでき、仕事や趣味に時間を使えます。
『ほったらかし投資』を実践の記録
当ブログでは、2020年1月より実践しているつみたてNISAの資産額を公開しています。
本書でおすすめされている投資対象とは異なりますが、現在「eMAXIS Slim S&P500」に積み立て継続中です。
ご興味ある方は、ご覧ください
波はありますが、ゆっくりと資産額が増えていっています。
『ほったらかし投資』を実践するときの注意点
前述の投資の三原則、「長期」「分散」「低コスト」のうち、正しく初期設定さえすれば「分散」「低コスト」は達成できます。
具体的には、本書で紹介されているネット証券に口座を開き、インデックスファンドを購入すればOKです。
しかし、長期間、継続するには忍耐力が必要です。
将来起こる暴落時などに売ってしまわないよう、本書の内容をよく理解する必要があります。
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」がおすすめな方
・資産運用を始めたい方
・資産運用を継続中の方
・暴落時に不安になる方
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」を読んで思ったこと
前作「全面改訂 ほったらかし投資術」は、両著者の意見を併記するスタイルでしたが、
本書は、両著者の意見を議論の末、ひとつにしてくれています。
そのため、これから資産形成を始める方は、迷うことなく第一歩を踏み出せると思います。
また、すでにインデックス投資を継続中の方にも本書は、有効です。
「ほったらかし」するのは、簡単そうでなかなか難しいです。笑
暴落に「売らなくて大丈夫かな?」など、不安におそわれます。
そのようなときにも、本書を改めて手に取ってメンタルを落ち着かせることができます。
まとめ
・本書は、『インデックス投資』について、始め方、続け方、終え方までが学べます。
・『インデックス投資』は、誰でもパフォーマンスの再現性の高い投資法です。
・『インデックス投資』は、仕事や趣味に忙しい個人の資産運用にぴったりな手段です。
・暴落時に不安になったら、本書を改めて読んでメンタルを落ち着かせることができます。
いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。